保育者の声(つぶやき)
令和6年6月28日 更新分
0歳児(もみじ) 砂場に行き、保育士がスコップを渡すとぎゅっと握ったり、砂場内に出ている スコップや容器を自ら手に取り遊び始めます。 容器同士を合わせてカチッカチッと音を出したり、 素手で砂を掴んで感触を楽しんだり、保育士が型抜きすると持っている 玩具や手で崩して喜びます。 一人ひとりの遊び方で砂場遊びを楽しんでいます。 1歳児(もみじ) 「トイレに行こうね」と声を掛けると、トイレへ真っすぐ向かう 子ども達から順番にトイレに入ります。 上手く便座に座ってもすぐに立ち上がる子ども達が多かったので、 一緒に数字を数えながら促すと便座に座っている時間が少しずつ長くなってきました。 また、うまくタイミングが合い排泄が成功したときは、「おしっこ出たねー‼気持ちいいね‼」 と一緒に喜びあっています。 そして、最後は手洗いです。これも保育士一緒に行っているところです。 また、パンツ、オムツを履いた後は、それぞれにズボンを履く事を頑張っている子ども達。 興味もそれぞれなので、履きやすい様にズボンを置いて様子を見ながら声を掛けます。 自分で履ける子の中にも日によって『履かせてー』とズボンを差し出す時もありますが、 今日は履かせて欲しい気分なのかなーと気持ちを受け入れ、お手伝いしたり、 一緒に履く練習をしています。 最後にズボンを持ち、ギュッと上に上げ「出来たね‼」と声を掛けると 『(自分で)やったぞ~‼』とニコニコの子ども達。 少しずつ『出来た』が増えていく様に一緒に取り組んでいきたいと思います。 2歳児(ふたば) 散歩の途中で裏庭の所に行くと花壇の前で立ち止まり、プランターを持ち上げたKくん。 何をするのかな?と見ていると「いた!」と大きな声。 そこにはモゾモゾと動き回るダンゴ虫が二匹おり「プランター持ってるよ」と 代わると、ダンゴ虫を無事捕まえることができました。 それを見ていた子供たちもダンゴ虫を探そうとプランターの所へ 行き始めたのでお散歩は一時中断。 ダンゴ虫捜索の開始です。 「こっちはいない」「ダンゴ虫小さい」「蟻だ」「ここにいたよ、見て見て」 などの声が聞かれ、しばらくするとみんなの手の中には、ダンゴ虫や蟻がいました。 自分で捕まえた虫を友だちと見比べたり、コロコロ丸々様子をしっかり観察していると、 「持ってない…(ダンゴ虫)」と残念そうなSさんの声が聞こえました。 すると、Mさんが「はい」と1匹のダンゴ虫を手渡しました。 もらったSさんは「ありがとう」と答えニッコリ。 手の中のダンゴ虫を大事そうに眺めていました。 そのやり取りの中に、友だちを思いやる心が育まれていることを感じられ嬉しく思いました。 子どもたちの思いやりの芽を育くみ、きれいな花が咲くように関わっていきたいと思います。 |
初めのころは、並んで順番を待ち交代していましたが、 段々慣れてくると楽しい自分の気持ちが強くなり、「かーわって!」と友だちが言うのですが、 すんなり変わることができない子ども達が出てきました。 そこで、保育士が「10数えたら交代しようね!」と声掛けをし、交代してほしい時のかけ言葉 「1,2,3…9,10!おまけのおまけの汽車ぽっぽ! ぽーっとなったらかわりましょ!かーわって!」 を一緒に言ってみると、今まで交代を嫌がっていた子ども達が、 すっとブランコから降りて交代してくれました。 今ではこのかけ言葉のやりとりで、全部で4台あるブランコをみんなが順番に使えるようになり、 毎日、子ども達の元気なかけ言葉が園庭に響いています。 |
5月、畑にトマト、オクラ、胡瓜、ピーマンの苗を植えました。 植える時は「これ何がなるの?」と葉っぱだけ見てもわからない様子で 「これがトマトだよ!これは胡瓜、少しザラザラしてるね」等、声掛けしながら苗を渡しました。 自分でどんどん土を掘って植える子ども、「これくらい?」と穴の深さを 気にしながら掘る子どもも見られました。 植えた後は、以上児クラスで交代しながら水やりを行います。 初めは、ペットボトルのじょうろのフタを開けられなかったり、 じょうろに水を入れても運ぶ間にこぼれてしまったりとハプニングもありましたが、 繰り返しの中で上手にできるようになりました。 実を付け始めると、「うわーすごい!」「緑色だね!」「胡瓜細い!」等、成長していく様子に 興奮気味ののびろさんでした。 また、帰りにお母さんを誘って畑に野菜の成長を見に行くお友だちもいました。 そして、とうとう収穫の日。 大きく実った胡瓜やピーマンを探し、自分でハサミで切りました。 満面の笑みで、育てた喜び、収穫できた喜びがよくわかりました‼ これからは、更にどんどん実であろうトマトを今からとても楽しみにしているのびろさんです。 |
“宝箱”と言いながら心を込めて製作し「お母さん喜んでくれたよ」と 嬉しそうに報告してくれました。 「今度は父の日だね。何か作りたいものある?」と尋ねると「びっくり箱作りたい‼」 と多くの声があがりました。 これは私が4月の誕生会の中で作ったもので子ども達はその時の感動や驚きを お父さんにも味わってほしいと思ったようです。 全員が賛成し製作することになりました。 「びっくり箱だからお父さんには内緒ね♡」とみんなで約束しました。 輪ゴムで仕掛けた牛乳パックを重ねて箱の中に入れ、箱を開けると 中の牛乳パックが飛び出してくるという仕組みです。 作る前に、牛乳パックを何枚か入れるか話し合いました。 10枚・15枚と実際にやって見せると「10枚は少ないなー。15枚の方がびっくりすると思う」 と満場一致で15枚に決まりました。 いよいよ製作スタートです。仕掛けを入れる箱(牛乳パック)には 折り紙を貼り付け可愛く仕上げました。 より綺麗に派手になるようにと仕掛けの牛乳パックの全面にも切った 折り紙を貼ることにしました。 一人15枚ということで大変な作業でしたがお父さんをビックリさせるべく 子ども達は友だちと楽しく作りました。 出来上がるとまずは自分達でシュミレーションです。仕掛けを箱に入れ、 みんなで一斉に蓋を開けると中の牛乳パックが飛び出し「わー‼」」と大喜びで、 シュミレーションは大成功でした。 「お父さんビックリするかな⁉」と嬉しそうに持ち帰りました。 「びっくり箱成功した?」と尋ねると「お父さんびっくりしたよ」 「ビックリして目がでっかくなってた」と話してくれ、その表情からも達成感が伝わってきました。 きっと自分たちで考えて作ったからこその喜びも大きかったはずです。 今後も子ども達と共に考え、様々なことを共に経験していきたいと思いました。 |
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