保育者の声(つぶやき)

令和6年5月31日 更新分



0歳児(もみじ)

つたい歩きが上手になってきたので、室内遊びの際に押し車を出しました。

初めは、手を添えてつかまり立ちができるようにすると、

バランスを取りながら進み始め、1歩2歩…と歩く度に前でカタカタと音が鳴り、

子ども達の目が輝き始めました。

持ち手をしっかりと握り前へ前へと進む子どももいれば、

ハイハイで押し車の前に行き、手で動かしてカタカタと音を出して楽しむ子どももいます。

これからも、繰り返し楽しむ中で、一人歩きの一歩につながっていくことが楽しみです。

1歳児(もみじ)

外遊びが大好きな子ども達。

お茶を飲み水分補給をしてから帽子を被ります。

部屋の入り口を開けると次々に出ていく子ども達、早く外へ行きたくて靴を持たずに

入口までいってしまい「靴を持っておいでー」と声を掛けられ取りに戻ったり、

靴を片手に入口の柵をガタガタ揺らしたりして「開けて~!」とアピールすることも。

踏み板に座わり、靴を履かせてもらうとさっと立ち上がり出発‼

履いた子どもから順に出発すると「早く履かせて!」と言わんばかりに

靴を差し出す姿も見られるようになってきました。

未満児側の砂場やローラー滑り台がある場所が今は、大好きで外へ出ると

一直線に向かうのですが、時々忍者の遊具の方へ行ったり、鶏の所へ行ったりと、

少しずつ行動範囲も広がりつつあるので、子ども達の興味、

関心を大切にしながら遊びを見守っていきたいと思います。



2歳児(ふたば)

お当番さんの係への第一歩として、4月の後半から子ども達に

おやつのヤクルト配布のお手伝いを交代でお願いしていました。

運ぶ係はその都度、ランダムに決めていましたが、

「今日もする」「〇〇ちゃんが」という子ども達に「昨日下から、交代だよね」

「順番だから待っててね」と答える場面が増え、すぐには納得できない子どももいました。

その毎日のやりとりを通して、子ども達にお手伝いすることへの興味が感じられ、

「お当番さんカードを作り、順番にしようか」と提案しました。

すると、お当番さん⁉何?と初めて聞く言葉に興味津々の子ども達。

早速、お当番さんカード作りに取りかかりました。

子ども達の描いた顔と名前入りのカードをおやつの時にめくり、みんなで確認し

「今回は○○ちゃんと○○ちゃんのお当番です」と伝えると、

呼ばれたお友達がみんなの前に出てきます。

その日からカードを見る事で”交代する、順番”というルールに気づいた子ども達は、

お当番さんの仕事を毎日、張り切っています。




 
進級して早2ヶ月が経ちました。

つくし組になり、なかなか1人でできなかったことが少しずつ1人で

できるようになってきて、成長を感じています。

朝の持ち物の始末、着替え等、自分でやることが増えました。

それがうれしい反面、難しくて「できない…」と諦めてしまいそうな時もありますが、

保育士に手伝ってもらいながらも、できると嬉しそうで、誇らしげです。

最近は、「シール帳出しましたか?」と保育士が聞くと、「出したよ!」

と自慢げな顔で教えてくれたので、シール帳入れのカゴを確認すると、

シールを貼りノートもきちんとカゴの中に入っていました。

また、着替えの時、特に女の子は、「先生見て!これかわいいでしょ‼これ着ていい?」

「今日はこれにしよ~と‼」などと自分たちで着替えの洋服を選ぶようになってきました。

これからも、少しずつ自分のことを自分でできる嬉しさや楽しさを感じながら

成長していけるように、一人ひとりに合わせた手助けをしていきたいと思います。



二人組になり、サッカーボールを投げたり、受け取って遊んだときの事です。

投げ方や受け取り方に戸惑う子ども、おそるおそる投げるので

相手までボールが届かない子どもも見られました。

回数を重ねるうちにコツを掴み、上手にできるようになると距離を伸ばし

少し遠くから投げる楽しさを感じているようでした。

次にボール渡しリレーをしました。下からボールをくぐらせ、次の人にボールを渡し、

後ろの人までボールが渡ると、次は頭上からボールを渡します。

やり方を見せるとすぐに覚え、赤白チームで競いながら楽しむことができました。

(おうちえんに載せてます!)

また、距離をとても短くしてのドリブルリレーをしましたが、

これはなかなかな難しいようで、つい手で修正してしまう姿が見られ、

「ゆっくりでいいから足だけでやってみよう!頑張れ!」と声かけすると、

それぞれ意識しながらゆっくり行うことができました。

ボール一つから様々な遊びができ、子ども達の姿、動きが見られ、

改めて体を使って全力で楽しむ事が一番だなと感じました。

今後も、様々な遊びを行いながら、子ども達の成長を援助していきたいと思います。




 
園外保育を控えたあすなろさんは事前準備もぬかりありません。

公園でより楽しく遊ぶために自分で作った紙飛行機と虫や草花を調べるための

ポケット図鑑をリュックに入れていきました。

私はしゃぼん玉係です。

これは全て子供達からの提案から生まれました。

当日は神様からのご褒美のような絶好の遠足日和となりました。

正式参拝では厳かな雰囲気に腰骨もいつも以上にピンと伸びており、

健康・安全を祈願しお祓いを受けました。いよいよ市民広場へ出発です。

菊池神社から広場まではそれぞれのペースで長い階段を降りました。

遊びのルール・遊具の使い方を確認し、いざ遊びのスタートです!

保育園にはない遊具に子供達の喜びの歓声が広場に響き渡りました。

しばらくすると紙飛行機を飛ばしたり、図鑑を片手に虫や草花探し、

それにしゃぼん玉遊びも加わり、子供達は自分で選び満喫していました。

足湯でリラックスした後は、昼食に向け神社への階段を登ります。

菊池平野が一望できる木陰でお弁当です。

沢山体を動かしたので「うまっっ」「さいこー」と箸が止まりません。

又、何のおかずが入っているかと会話も弾みます。

昼食後「別の公園にも行こうか」と話すと大歓声!!

お弁当でパワーチャージしたので園長先生を先頭に足どり軽く

菊池公園に向かいました。

市民広場とは異なる木製のアスレチックでダイナミックに遊びました。

園外保育をこれでもかとめいっぱい楽しむ事ができました。

帰りの会で「楽しかった人―」と尋ねると全員の手が挙がりました。

「良かったね。先生もとっても楽しかったよ。

じゃあ、なぜ今日は楽しい遠足になったと思う!?」と質問すると

「公園楽しかった!!」「お弁当おいしかった!!」と答えが返る中「約束守ったから!!」

との声が聞かれました。

普段の保育の中でもそれぞれが約束を守る事で楽しい時間が

過ごせることを話してきたので、それが伝わり、子供達が実感してくれたことが

私にとって大きな収穫となりました。

「みんなが遊びの約束や交通ルールをしっかり守ってくれたから

事故やケガもなく楽しく過ごせたね」

と伝えるとみんなの顔がほころびました。





給食のつぶやき
給食のつぶやきをお届けします♪


今年もあすなろ組さんとこの時季恒例の梅ちぎりを行いました。

梅の木のそばへ行くと、落ちている梅を拾い始めたりと

早る気持ちを抑えきれない様子のあすなろさん。

まずは、手の届く所から一人ずつ梅をちぎりました。

ちぎった梅に触れると「桃みたい!」「思ったより、やわらかい」

と友だちと感想が飛び交いました。

そして次は、ブルーシートを広げ、間隔を空けながらシートを持つ子ども達と

そのまわりで梅の行く先を見届ける子ども達に別れた共同作業の梅ちぎりがスタート!

棒で木の枝を叩くとパタパタと梅がシートの上に落ちる音と

競い合うかのように「キャー!」と歓声が湧きました。

また、シートから飛び出した梅を見つけると、シートの周りで待ち構えていた子ども達が

一目散に駆け寄り、梅を拾いました。

両者とも使命感にあふれていました。

そして、梅がなっている場所へと移動し、役割を交替しながらの梅ちぎりは

またたく間に盛り上がりました。

最後に梅を拾いザルに運ぶ時には「見てみて!大きいよ!」

「僕の方が大きいよ!」と大きさを競ったりする場面もありました。

この梅ちぎり体験が、子ども達の食育に撃り成長してくれると嬉しく思います。






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