保育者の声(つぶやき)
令和5年5月26日 更新分
0歳児(もみじ) 園生活にも慣れ、「あー」「わー」と声を上げたり、「ままー」「まんま」と おしゃべりをしたり、保育士がブロックを回すとそれを止めようと手を伸ばしたり 保育士の真似をして回そうとしてみたりと少しずつ遊びも広がってきました。 天気が良い日は外へレッツゴー!!人工芝の上に行くと葉っぱを手に取り じーっと眺めたり、歩けるようになった子どもは靴を履いて遊具につかまって 立ったりと楽しんでいます。 これから戸外遊びを楽しみたいと思います。 1歳児(もみじ) 戸外に出ると、未満児の砂場やローラー滑り台の近くへ一目散の子ども達ですが 先日みんなで散歩に出掛けました。 「こっちだよー」と声を掛け、「ピッピッ‼」「ピッピッ‼」とリズムをとりながら 歩き始めると、保育士や友達と手を繋いだり、促されながらもトコトコと歩く子ども達。 中には、保育士が追い越されてしまいそうになり、ちょっと慌てました。 途中、亀さんに釘付けになりながらも裏庭に到着‼遊具で遊んだり 亀さんを見に戻ったり、中には蟻やダンゴ虫にじーっと見入って触ってみようと 手を伸ばしたりする好奇心にちょっとお手伝い。 近くのプランターを持ち上げるとダンゴ虫の大群を発見‼「わぁ~すごーい‼」と 声を上げると子ども達が集まって来たので しばらくの間一緒になってダンゴ虫集めを楽しみました。 子ども達の興味を大切にしながら、またお散歩に出掛けたいなぁと思いました。 2歳児(ふたば) 給食を食べ終え、トイレを済ませると、いつもの様に午睡用の自分の布団へ向かったお友達が 「せんせい」と少し困ったような声で呼びました。 振り向くと寝ようとした自分の布団にシーツの柄が気に入ったお友達がすでに寝転んでいました。 「ぼくの布団だよ」と言ってみるように促しましたが、しばらくそのまま立っていました。 何か秘策を練っているのかなと思いしばらく見守ると お友達が寝転んでいる横に静かに寝転びました。 考え抜いたお友達対応・優しさに驚きました。 また、トイレでも排泄を済ませた後、ドアの外にいるお友達に「あいてるよ」と教えたり お茶を飲む時にお友達の水筒を籠から取り出し「ハイ」と渡したり、靴も取ってあげたりと ふたば組にやさしい花が咲いています。 これからも、一人ひとりが自己肯定感をしっかり培っていきながらお友達と過ごす中で 優しい心のつぼみを育む土壌づくりに心がけ、やがてあたり一面に子ども達の 優しい花がポン!ポン!と音を立て開花する喜びを一緒に味わっていきたいと思いました。 |
一人で出来ることが増えてきました。 その中でも大きな成長が“お弁当包み”です。 始めは“一人でやってみよう!”と意欲はあるものの中々一人でできず、 「う~ん、できないよ…」「先生して下さい」などと苦戦する子どもの姿がありましたが、 “自分でやってみよう”という気持ちを大切にしながら なるべく自分で取り組めるように見守り援助しました。 すると毎日の繰り返しでコツを掴むと、小さな手で一生懸命 ハンカチを結ぶ姿が見られるようになりました。 又、「先生、今日は自分でしてきたよ」とお家でも朝からお弁当包みを 頑張ってきた子どももいました。 子どもの意欲を大切にしながらできた時は「やったー!一人でできたね」 「さすがだね」などと褒めることを忘れずに、寄り添っていきたいと思います。 |
虫好きののびろさんの為に保育者が「キャベツの葉っぱで見つけたよ」と 青虫を二匹持って来て下さいました。 キャベツの葉にいたことから「モンシロチョウだ!」と 確信した子ども達は虫かごを覗き、青虫の観察が始まりました。 ところが青虫はキャベツを食べず、飼育を始めて2日後には蓋にくっついて動かなくなりました。 「キャベツ食べないね」「動かないよ」と心配そうに見つめる子ども達が多い中 保育室に貼ってある“モンシロチョウの成長過程”を見たAくんが気付きました。 「もうすぐ蛹になるんじゃない⁉」その言葉に「そうかも」とみんなの期待が一気に膨らみました。 翌日からは活動の合間に「蛹になっていないか」と虫かごを覗いていました。 そしてついにその日がやってきました。全く動かなかった青虫が蛹に変身していました。 「えっ‼昨日は幼虫だったよね」「どういうこと⁉」と大興奮でした。 蛹が蝶になるまでは10日程かかり、ちょうどGWに入ったので私が持ち帰り 代わりに蛹の観察を続けました。 そして5月7日の朝、蛹を観察し“なんとなく見た目が変わったな”思っていると・・・ ついに二匹とも羽化したのです!!命の誕生の喜びを感じると共に “この様子をのびろさんにも見せたい”と動画撮影に夢中になりました。 みんなで愛情・真心を込めてお世話したご褒美が来たのだと思いました。 次の日登園した子ども達は虫かごを覗き「えっ、モンシロチョウになってる」 「すごっ!!」「先生、いつ蝶になったと⁉」と目を輝かせ モンシロチョウに釘付けになっていました。 その時の子ども達の反応は忘れられません。 その日の主活動はもちろん蝶の観察です。 虫眼鏡を持ち、「あっ、顔見えた」「模様が違う」「かわいい」とのやりとりから 喜びや達成感が感じられました。 モンシロチョウが羽をパタパタさせる度に「生きてる」と大歓声が上がりました。 その姿に飼育をして良かったなと嬉しく思うと共に、私自身も達成感で満ち溢れていました。 この経験は、きっと子ども達の心に残るものとなり、その後、様々な枝葉に分かれ ぐんぐん成長するための糧となってくれることと期待しています。 |
「雨、降らんよね?」「お父さんが晴れるって言ってた!」 等、事前から天気をチェックしているお友達もいました。 当日、みんなの願いが叶い、とても良い天気になりました。 そわそわして「あすなろさん」と呼ぶだけですぐにリュックをからおうとする姿は 楽しみで仕方ない様子でした。 張り切ってのびろさんと手をつなぎ出発‼途中で早くも「まだ着かんと?」と いう少々エネルギー減が伺える言葉もこぼれましたが、ひこうき雲を発見したり 牛舎の牛を見てパワー復活‼そして目的地までお兄ちゃんお姉ちゃんぶりを発揮し リードして元気に歩くことができました。 矢護川公園では、つくしさんとフープに入りフープリレーをしたり 自由遊びではシロツメ草を摘んだり、追いかけごっこをしたり、ソリ遊びをして楽しみました。 交代しながらソリを引っ張ったり乗ったりしながら終始笑顔が絶えないあすなろさん。 小川の水は冷たく「あー入りたい」と言うお友達に「キャンプの時は入れるよ!」と 言うと全員で「イエーイ!」と次の楽しみが増えたようでした。 帰り道はきっと疲れるだろうとなと思っていたのですが、なんのその。 “散歩”を歌いながら歩き、途中休憩時に飴を食べると更に元気になり 最後まで張り切って帰ることができました。 次は早くもあすなろさんの園外保育を楽しみにしています。 |
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