保育者の声(つぶやき)
令和5年12月2日 更新分
0歳児(もみじ) ある日、子供が遊んでいる姿をカメラで撮ろうとしていると、”楽しいことないかなあ~” ”面白いことないかなあ~”とアンテナを張っている子供達がカメラに気付いて 1人、2人…と集まって来ました。 そして、撮ってもらっている友達の前に来てみたり、後ろに座ってみたり、横に並んだり… とどうやって自分もフレームインしようかと試行錯誤する子供達の姿がとても可愛く、 シャッターを押す指が止まりませんでした。 子供達に撮った画像を見せると自分を見て嬉しそうに笑みを浮かべたり、 「あっ‼私」「あっ‼僕」と言わんばかりに指差しをしました。 1歳児(もみじ) 「先生来てー!!」と言いながら保育士と手を繋いだり、何も言わずに保育士の手を取り、 自分の行きたい所へと誘う姿がよく見られるようになってきました。 それは自分が見せたいものがある時や、一緒に遊びたい時です。 そんな中でも、特に一番誘われる場所はにわとり小屋です。 「コッコ!!」「たまご」「白(白いにわとり)」など色々な言葉も出るようになり、 子供達はにわとりに夢中です。 取ってきた葉っぱを勢いよく食べてくれる時もあれば、好みではないのか食べてくれない時もあり、 そんな時は「食べないね~」と声を掛け、違う葉っぱを一緒に取りに行こうと誘います。 「どーぞ!!」と言いながら差し出した葉っぱを食べてくれた時の 子供達の笑顔はとっても嬉しそうです。 身近な生き物に興味を持ち一生懸命に関わろうとする姿に優しさを感じほっこりしました。 2歳児(ふたば) 保育室が変わって早一か月、環境が変わった事で子供達の戸惑いが生じないか心配でしたが、 見事にそれを裏切り、最初からこの部屋で過ごしていたかのように生活できる 子供達の適応力は圧巻でした。 また、保育室が変わった事で、食堂で給食やおやつを食べるようになりました。 すると、つくし組さんやのびろ組さんが食べている憧れの食堂とあって、 集中して給食を食べるようになりました。 きっと知らず知らずのうちに、つくし組やのびろ組をお手本としているように感じました。 それに伴い、お当番の仕事もグレードアップしましたが、それも難なくこなしていきます。 ちょっと脱線もしますが、お当番カードがめくられていないと、うっかり保育者を補うかのように 「これは昨日の!!」と𠮟咤激励が飛んでくることもありました。 また、新たに食事の後のうがいが加わりました。 コップにどれくらい水を入れたほうが良いのか、“ぐじゅぐじゅ・ぺっ!”がどうしたら うまく出来るのか、保育者に教えてもらいながら取り組んでいます。 中には、言葉で「ぺっ!ぺっ!」と言って終わるお友達もいますが、 その場を和ませてくれています。 そして今週よりパジャマに着替えての午睡が始まりました。 パジャマに着替える喜びや嬉しさが子供達のやる気の引き金になっていることを感じました。 服を脱ぐ・一人で着る・ボタンを掛ける・脱いだ服を畳み袋に入れる過程を ゆっくり手伝いながら獲得できるようにと思っています。 その成長は報告できる時まで乞うご期待と言いたいところですが、冒頭でも言いましたように、 次から次に新しい事に取り組んでいく子供の力を信じると報告はそう遠くはないかもしれません。 なんだかワクワクしてきました。 |
「あ~ちょっと違うなあ~」「あっ!栗だ‼」「正解‼折り紙で栗を作って遊びます」 と声を掛けました。 すると「え~、、、」と「やったー!」と意見が分かれますが、できるだけ子供達が 折りやすい方法を選んで折り紙遊びを行っています。 折る前からあきらめムードで、「えー、難しそう」「折れない」「無理!」という声が 飛び交っていましたが、「つくしさんなら大丈夫」「まずは折ってみようよ。 難しい所は手伝うからね」と、励ましの声を掛け、折り始めました。 保育士の説明を聞きながら、一つ一つの工程をみんなと一緒に折っていきます。 折り方を示しながら説明すると、「先生出来た‼」という声が聞こえてきました。 すると”う~ん、ここ難しいな~”と困っているお友達に出来た子が自然と 「こうやるんだよ」と教える姿も見られました。 「ここは、しっかりアイロンかけないと駄目だよね」「白い所は見えないように折るんだよ」 など自分達で声を掛け合いながら頑張って折り、出来上がったのを眺めて みんな満足そうでした。 これからも正方形の折り紙一枚から折っていくことで、様々な物に変身する 楽しさ・面白さを一緒に味わいながら折り紙への興味・関心のグレードアップを 図っていきたいと思いました。 |
手先を器用にし集中力を高める・想像力を膨らませることをねらいとしたぬりえ遊び。 子供達が興味を持ちそうな【お菓子】のぬりえを選ぶと、それはそれは嬉しそうに 友達と話しながら一人ひとりがこだわったぬりえが完成し、大満足でした。 当初は持ち帰ってもらう予定でしたが、「なんかこれ、お店屋さんみたい」 というAくんのつぶやきを聞き、”そうだ、お菓子屋さんを作ってみよう”と その一言から保育が展開しました。 後日、塗ったお菓子を一つずつ鋏で切ってお菓子屋さんに見立てた画用紙に糊で貼りました。 ”お菓子を切って画用紙に貼る”という目的だけを伝え、やり方は子供達に任せました。 切ったものから順に貼る子供、全てを切ってから貼る子供、 中には切ったお菓子を一旦画用紙に並べてみる子供もいました。 切り方も様々でお菓子を切らないように少し大きめに切ったり、 白い所がないように切ったりと集中しすぎて無言になっていました。 貼り方も、大きいものから貼る・小さいものから貼る・同じお菓子を並べて貼ると様々でした。 大きく切りすぎて画用紙に入らず切り直す子供もいました。 難しい所もあったようですが、「見て‼僕はこう貼ったよ」「私はこんなのできた‼」 「かわいいね」と見せ合う姿に”あっ、これを壁面にしよう”と即決でした。 いろんなお菓子屋さんが壁面に飾られて保育室はにぎやかです。 初めはぬりえ遊びだけの保育が、子供のつぶやきから広がりぬりえだけでは できなかった経験へとつながりました。 子供達と共に一つの作品を作り上げることができ、Aくんのつぶやきに感謝です。 又、登龍館の10月号に【秋のお店屋さん】のページもあり、 お店屋さんへの興味も高まっているようです。 この興味の高まりを今後の保育に活かしていきたいと私自身もワクワクしています。 |
サッカーの試合を始めていました。 しばらくそーっと見ているとルールが身に付き、時にはルールをみんなで言い合い 確認しながら上手に試合を進めていました。 その姿にびっくりしました。 毎日、サッカーを遊ぶ中でルールの理解・友達同士で話し合う力・友達同士で協力して 試合を進める力等々、たくさんの成長が見られ嬉しく思いました。 そして子供達が主体的に進めた試合は、サッカー大会に参加するお友達だけでは できません。 大会に参加しない子供達も加わり出来たことです。 そこの関わりもお見事としか言いようがありません。 そしてその後も同じように一緒に遊び、何回も試合を重ねてきました。 サッカーを通して子供達の絆が深まりました。 そして迎えたサッカー大会当日。緊張気味の子供、「楽しみ♡」とワクワクしている子供と 胸の内はいろいろでしたが、いざ試合が始まるとボールに向かって一直線‼ 相手のボールを取りに行ったり、パスをつないでシュートを決めたシーンは 練習で培ったそのものでした。 もう、みんな一同大喜び‼この場にはいなかったお友達も一緒に加わり 喜んでいる一体感がありました。 また、2試合目は、思うように点が取れない悔しさを味わいました。 この気持ちを引きずらないかと心配しましたが、みんなで気持ちの切り替えができ 3試合目は快勝できました。 サッカー大会を通して、勝つ喜び・負ける悔しさを子供達は知りました。 それらの経験が今後、様々な場面できっと活かされてくると思いました。 |
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