保育者の声(つぶやき)
令和6年11月29日 更新分
![]() ![]() 少しずつ友達とのやり取りをするようになり、子供同士通じ合う所があり、 急に目が合うと大笑いしたり、自分より小さい友達には顔を近づけてみたり、 移動の時に保育士が言葉かけしながら手招きすると、真似をして”おいで”と 手招きします。 もちろん遊びの中で友達が持っているおもちゃが良く見えて取ってしまい、 友達が泣いてしまったり、怒ってしまったりする事もあります。 そのような時は、保育士が間に入りながら気持ちを受け止め、橋渡しをします。 そのような中で“どうぞ”と貸すことができることもあり、 そのような時は、たくさん褒めてもらい笑顔の子供達です。 ![]() ある日、Hちゃんに「〇〇ちゃん起こしてくれる?」とお願いすると、 「〇〇ちゃん起きてー」「おやつよー」と優しく声を掛けてくれました。 そして目覚めの良い事にびっくり!そのまま手をつないでトイレへ誘う姿は、 小さな保育士さん。 「ありがとう!助かったよー」と声を掛けられ、照れながら 次の友達を起こし始めます。 それを見ていた他の子供達も起こしたり、手をつないでトイレへ誘ったり。 『イヤイヤ』とぐずっていても、子供同士ならスムーズにいく事も多く、 色々な場面で小さな保育士さんが活躍中です。 ![]() うがいが終わると、自分の布団の所でパジャマの袋を持って行き、 パジャマへの着替えがスタート! 洋服を脱いでパジャマを着たら、ボタンを穴の中へ入れようと 自分で取り組む子供もいれば、ボタンを穴の中へ入れても引っ張る事ができず 「して下さい」と来る子供もいます。 そこで、ボタンを半分ほど穴の中へ入れて押さえ、「ここを引っ張てね」と 方法を示すと小さな手でなんとか引っ張り出そうとします。 2つ目、3つ目と同じように一緒に繰り返していくうちに要領が分かり 自分でボタンを半分ほど穴の中へ入れて押さえ「ここを引っ張り出すと、 保育者と自分でボタンを穴の中へ引っ張りだすと「やったー!できたね!」 と声を掛けハイタッチ!保育者と喜び合い満足気でした。 中にはボタンがあるのに穴がないと探す子どももいます。 ボタンと穴を掛け違えている事を説明すると自分でボタンを外して やり直しを始めます。 見事、ピッタリ合うと”どう”と嬉しそうな表情を見せました。 いつも賑やかなふたば組さんですが、パジャマへの着替えはみんな” ボタンを穴に通す”事に黙々と集中しています。 最後まで頑張ろうとする姿に意欲が伺え、成長を感じ嬉しく思いました。 これからも子供たちの”できた”の笑顔がたくさん見られるよう、 無理なく楽しく進めていきたいと思います。 |
![]() 行く途中、「どんぐりあるかな~?」とR君が言うと、やがて 「どんぐりころころ、どんぶりこ~♪」と大合唱となりました。 みんなの不安と期待が伺えました。 そうするうちにみんなの目にたくさんのどんぐりや銀杏の葉っぱ、 いろんな木の実が留まりました。 子供達は「いっぱいあるよ!」「こっちのも拾っていい?」と テンションアップ!拾ったどんぐりを一生懸命自分の袋に詰め込んでいました。 中には中々見つけられず「僕ない…」と言う子供もいましたが、 保育士が「まだA君どんぐり見つけてないんだって」とつぶやくと 「私がみつけてあげる」「これあげる!」などとみんなでA君の為に 見つけてあげたり、お裾分けしてあげたりとほっこりしたひとコマもありました。 また、紅葉の葉っぱを見つけた子供は、「これお手てみたい!」 「私のお手てより大きい!」「~お手てのようでかわいいな~♪」 などと、葉っぱの感触や発見を味わいました。 これから寒くなっても、みんなでお散歩に行って、 様々な自然にたくさん触れていきたいと思います。 |
![]() 神社へ行くと煙が見え、「うわ~この中にお芋があると?」 「焦げてないかな?」「早く食べたい!」とそれぞれが焼けるのを 心待ちにしていました。 保育者が山になっている焼けた落ち葉の中から芋を取り出し、 半分に割ってみると、熱々ホカホカの焼き芋が出来上がっていました! 一人ずつ渡していき、みんなでいただきますをして食べました。 「あつっ!」「おいし~」「甘い!」「なんか、ホワホワする!」と 感性豊かな表現がこぼれ、夢中でほおばり、 おまけにおかわりも絶えませんでした。 きっと自分達で掘ったお芋という気持ちが大きな隠し味になったようです。 お腹も心も満たされた幸せな時間でした。 |
![]() お家で作って持ってきてくれたものです。 この話にはプロローグがありそれはのびろ組の3月に遡ります。 (3月つぶやきに書いています)その時は私の提案で保育の中 でてるてる坊主を作りました。 子供達はてるてる坊主のおかげで晴れたと大喜びでした。 年長児に進級して5月に園外保育がありました。 その時も天気が怪しいく「行けるかなー」と心配していました。 そんな時Aちゃんが「先生、てるてる坊主作ってきたよ」と持ってきてくれました。 保育室に飾り、みんなで「晴れますように」とお願いすると、 願いが届いたのか天気は晴れ‼「Aちゃんのてるてる坊主すごっ‼」 とみんなで話しAちゃんも得意げでした。 また、さいごの運動会でも練習期間は晴ればかりだったのに本番1週間前から 天気が崩れ始め…その時も数名の子供がてるてる坊主を作ってくれました。 もちろん当日は運動会日和となりました。 台風接近で延期となったキャンプ前には友達同士で「明日、てるてる坊主作って来よう」 と話し、徐々に仲間が増えてきました。 その為、廊下の柱にすずらんテープを巻いて飾ることにしました。 廊下に出る度に「これは私が作ったよ」「テッシュで作った」 「僕はキッチンペーパー」と話も弾みます。 行事前には晴れをお願いしています。 過去に経験・体験したことが子供達の心に残っていたようです。 何よりも嬉しかったことは、その経験値が自ら適時の場面で 作り始めた子供の姿、そして更にそれが友達に広がっていったことです。 いろんな行事を通して、友達との関係も深まっていることを感じました。 今後もてるてる坊主の輪のように自ら考え行動する力が育っていくだろうと期待しています。 |
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