保育者の声(つぶやき)
各クラスの保育者の声を毎月更新致します。過去月→ 4月 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月
令和6年9月27日 更新分
0歳児(もみじ) 食後の挨拶が終わると、保育士がおしぼりをエプロンと一緒にまとめます。 ある日、まとめたエプロンを渡し、エプロン入れ専用袋を持って名前を呼んでみると、 その場から立ち上がり歩いてきて袋に入れることができました。 小さくても保育士がしていることをしっかり見ているのだなと感心しつつ、 拍手をしながら褒めると、日を追うごとにそれを見ていた他の子供も入れに来るようになり、 丸めたエプロンを持つと片付けに行くことが増えました。 また一つできるようになった子供の嬉しそうな表情に、こちらも自然と笑顔になります。 1歳児(もみじ) 宮相撲大会に向けて、「お相撲しよう」と声を掛けたものの、 子供達は何の事か分からず「?」の表情。 ビニールテープで線を引き、保育士同士で取り組みをしてみる事にしました。 その様子を見ていた子供達は、ニコニコでワクワクしている様子。 早速「次、やってみたい人~?」と聞くと、「ハーイ!」と数名の手が挙がりました。 名前を呼ばれ、保育士の所へ出て一緒に一礼。 線の所まで行くと保育士の真似をして手をグーにして構えます。 「はっけよいのこった!」の掛け声で立ち上がるのですが、なかなか押す事ができません。 「お相撲だから押して大丈夫だよ」と声を掛け、一緒に押すと少しだけ押して戻って きてしまいましたが、「すごいねー」「できたねー」と声を掛けると満足気な様子の子供達。 それから毎日相撲をすると、どんどん上手になっていき構えの姿は、 立派な豆力士。当日も泣くことなく土俵へ上がり、かわいい姿を見せてくれました。 また一つ、成長を感じられた日になりました。 2歳児(ふたば) ブロックで作った物を見せ合ったり、園庭で追いかけっこをしたり、 砂場でままごと遊びをしたりと室内外で元気に友達と関わりを持った遊びが増えました。 そんなある日、ブランコで遊ぼうとしていたR君が「代わってくれん」と言ってきたので、 ブランコの所に行くとすでにお友達が並んでいました。 「順番だね」と言って一緒に並びました。 そしていよいよ次となったときに「1、2…10、始めの~ポーとなったら代わりましょう」 「代わって!」と呼び掛けると「いいよ」の返事をもらい、無事ブランコに乗れました。 そして次は友達に代わる番です。待っている友達が 「1、2…10始めの~ポーとなったら代わりましょう」「代わって!」と言い終わると、 ブランコから降り友達に代わることができました。 また、裏庭の遊具の自動車のハンドルの交代でも「順番だから待ってて交代しようね」 と声を掛けると「1、2、3~10」と子供達が数え始め、ハンドルを握っていたY君が 「はい、どうぞ」と代わってくれ、Sさんからは「ありがとう」の言葉が出ました。 この自然なやり取りを見て、日々の関わりの中でルールを守る事や 友達の存在が大きくなっていることを感じ、嬉しく思いました。 |
きっと新入児のTちゃんも、つくし組さんもうまくお話しできるかな?一緒に遊べるかな? とドキドキに違いなかったと思います。 でも、次の日には、お友達の名前もすぐに覚えて「〇〇ちゃん一緒に遊ぼう!」 と仲良くなっていました。 どうやら、ワクワクの方が勝っていました。 打ち解けるのが早く、”さすが子供達だな~”と思いました。 また、新しいお友達が園生活にまだ慣れてなく困っている場面がありました。 保育士が声を掛けようとすると…「〇〇ちゃん一緒に行こう」とSちゃんが 声を掛けてくれました。 その後、二人で仲良く手をつなぐ光景を見て、子供達の中で ”困っている人を助けてあげる優しい心”が育っているんだなと思い、 嬉しい気持ちになりました。 これから一緒に楽しい保育園生活を送ってほしいなと思います。 |
少しドキドキワクワクののびろさん。 「お月様見えるね!」「綺麗ね!」「あそこにあるね!」と友達同士で話し、 しっかりお月様を観察していました。 とんがり帽子を被ると、ダンスの始まり‼元気に踊ったり、少し難しい振りも 「頭、肩、膝…♪」と口ずさみながら踊る姿に、一人ひとりの成長を感じ嬉しく思いました。 お月様の下で過ごしたひとときがよい思い出になったことと思います。 |
四股名で呼ばれることが恒例になっています。 その話をすると、「相撲はテレビで見たことある!」と話す子供が多い中 ”四股名”は聞いても、中々ピンとこない様子でした。 そこで、四股名はお相撲さんの名前で例として〇〇山、〇〇海、〇〇花、 〇〇富士、〇〇龍など紹介しましたが、実際に見たり聞いたりした方がよいのではと思い、 お家で家族と一緒に相撲を見て考えることを提案しました。 それから三日後、「相撲の名前は決まったかな⁉」と聞くと、自分の名前後に ”山” ”花” ”龍” ”海”と自分で考えたカッコいい、強そうな又、 名前の響きから四股名が決まりました。 中には迷って決まらないA君がB君に「何にした方がいいと思う?」と相談していました。 最後は自分で決め、全員の四股名が決まった所で最終確認をしましたが、 ここで「先生、やっぱり〇〇山から〇〇富士に変える」又は、 呼んで響きがしっくりこなかったようで、名前の後に”の山”など、 またたく間に変更の連鎖が起こり、私のノートは消しては書き直しの繰り返しでしたが、 これも子供達が四股名に関心を示し、向き合っている嬉しい時間でした。 さっ‼いよいよ宮相撲当日。 考え抜いた自慢の四股名が呼ばれると元気に返事をして土俵に上がり、 普段仲良しの友達との真剣勝負‼は堂々としていました。 そして、勝っても負けても相手を見て大きな声で「ありがとうございました」と 挨拶する姿に互いに敬意を表す姿を感じ、まさに心も体も大きく写った瞬間でした。 神様も一番、一番に目を細められ観戦されたことでしょう。 |
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