保育者の声(つぶやき)
各クラスの保育者の声を毎月更新致します。過去月→ 4月 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月
令和8年6月26日 更新分
![]() トイレトレーニングを始めたもみじ組さん。 午睡後、オムツに排尿がない子供から「トイレへ行こうね」と声を掛け、 便座に座るようにしました。 初めてのトイレに戸惑い、不安気な表情を見せたり、泣いてしまう 子供もいましたが、保育士が手をつないで入ったり、傍で見守りながら 「1,2,3~」と数を数えていくうちに 少しずつ座っている時間も長くなってきました。 登園後、おやつの後など繰り返し促していくうちに排泄のタイミングが合い 成功する子供もおり「おしっこ出たね」「やったー!すごいね」 とすかさず保育士が拍手すると満面の笑顔を見せ喜ぶ子供達です。 今では「ごちそうさまでした」と食後の挨拶をするとトイレへ向かったり、 オムツを脱ぐと自らトイレへ入ったり、「1,2,~10」と数えてから 立ち上がったりするようになりました。一人一人のタイミングが合うように 無理なく進めていきたいと思います。 給食前に着替えをしている時の事です。 着替えが済んだ子どもや、まだ着替えが済んでない子ども達がそれぞれに 絵本を広げている時に、一冊の本をめぐって取り合いが始まった 言葉が聞こえてきました。 着替えをしている子供の援助をしながらその様子を見ていました。 しかし、互いに譲りそうにない雰囲気を感じ、一川先生が「二人で一緒に見たら」と 提案しましたが、なかなか解決の糸口が見えないのを感じたのでしょう。 取り合いをしている一人のK君が「一川先生も二人で見たらって言ったじゃん」 をA君に連呼、するとそれでも一人で見たかったのでしょうね。 その気持ちを周りの友達も一斉に振り向く大きな声を出し表しました。 その様子からK君は「じゃーいいよ」と絵本を譲りました。 しかしK君の表情はさえません。そこで二人に 「絵本は一冊しかないので交代で見るのはどうかな、例えば10数えたら代わりばんこ」と 提案しました。 それも受けA君は時間をたっぷりかけて考え「いいよ」と言った後、 二人でページをめくり見始めました。 きっと自分の気持ちと向き合い、友達の気持ちにも近づき保育者から提案されたことにも 耳を傾け二人が、折り合いをつけました。えらいと思いました。 側で見守っている子ども達も二人のやりとりから何かしら察したと思います。 一人で気に入った絵本をじっくりと見たい気持ちや二人で見ようとする気持ちも 本当に正直な気持ちです。 今後もこのように、気持ちのぶつかり合いは様々な遊びの中で起きる事でしょう。 その時に子供達一人ひとりが受け入れる柔軟な提案をし、子ども達がじっくり考える時を待ち、 納得できる経験を積み重ねていきたい。 そしてそのことが、成長とともに友達とのコミュニケーション力につながると あらためて自分に言い聞かせる場面となりました。 |
![]() はらぺこあおむしの絵本を読み、はらぺこあおむしの時計を作ることを伝え、 製作スタートです。 まずは、身体のパーツを作ります。 画用紙に緑・黄色・黄緑の絵具を垂らして、メラミンスポンジで伸ばします。 左から右へとスポンジを動かすと絵の具が伸びてグラデーションができ、 「うわぁ!」「きれいだね」と色の変化を楽しみました。 顔のパーツは小さかったのですが「これ位?」と糊の量を聞きながら慎重に貼り進めました。 別の日に時計の周りに体と顔のパーツを貼り終わるとはらぺこあおむしがはっきりと分かり 「はらぺこあおむしだ!!」と大喜びでした。 そして、いよいよ時の記念日当日になり時計が出来上がる日です。 「今日は、時計を仕上げるよ」と伝えると「やった~!」「あおむし!」と喜びの声があがりました。 数字を書いたシールを「どこに貼るの?」「ここで合ってる?」と確認しながら貼りました。 ついに完成し、帰りの挨拶の時に忘れずに持って帰るよう言葉かけをすると 「はーい!」と元気よく返事をし、お迎えが来ると嬉しそうに「作ったよ」 「ほら、見て!」と見せる子ども達の姿が微笑ましかったです。 |
戸外遊びが大好きなのびろ組さん。 特に今はまっているのが団子虫探しです。 初めは保育者に探してもらう事が多かったのですが、一緒に探す中でプランターの下 (保育者と一緒ならOK)、タイヤの下等、よくいる場所がわかってきました。 園舎裏へ散策しに行くと、すかさず空のプランターをひっくり返したり、 石の裏も見逃さずに確認します。 その姿から必死さが伝わってきました。みつけると「先生見てー!」「これでかっ!」 「~ちゃんここにいるよ!」と興奮気味の子ども達でした。 虫博士に借りた団子虫迷路に入れて観察が始まったり、団子虫の絵本を取り出し 「あ、これが目か!」「こんなに足があったんだ!」と 改めて団子虫について考える姿も見られました。 また、散策する中、草花をみつけ花束のようにして「お母さんにお土産なんだ♡」 と大切そうに靴箱に直す子どもも見られ、 大自然の中で一人ひとりが様々な経験をしているなと嬉しい思いになりました。 |
![]() ある日の主活動でサーキット遊びを行い、その中に3段・4段と 異なる高さの跳び箱を準備しました。 「まずは3段から行こう!!」と低い方に多くの子供が並びました。 ロイター板で両足ジャンプし、足を広げますが跳び箱の上に座ってしまったり、 身体が持ち上がらずにお尻をぶつけてしまう子供が見られました。 「あと少し」と声掛けをしながら見ているとほとんどの子供の手を付く位置が手前 (自分に近い方)でした。 そこで「手の位置はもっと奥にすると跳べるよ」と教えると、それを意識しながら再チャレンジ・・ するとA君が跳ぶことに成功しました!! 保育士が「跳べたよ。すごい」と声掛けすると「A君すごい」とつぶやく子供達。 しかしその表情は「僕も(私も)負けないぞ!!」と真剣そのもので そこからやる気もさらにアップです。 子供達の繰り返しの練習と「跳びたい」という強い気持ちでしばらくすると 「できた!!」の声が聞こえてきました。 3段ができるとこの勢いですぐに4段にチャレンジです。 踏切のタイミングが合わなかったり、着地に失敗して転倒し涙を浮かべる姿もありましたが 何度も取り組む様子はかっこよく頼もしく見えました。 中には跳び箱に苦手意識を持っている子供もいましたが、友達が取り組む姿や「できた」 の声に“やってみようかな”“できるかも”と以前よりも意欲的にチャレンジしたり、 できる友達の姿をじっと見たり・・・これぞ切磋琢磨だなと思いました。 成功すると自信に満ちた表情になったり、跳び箱にお尻が当たってしまうと 「あと少しだったのに・・・」と悔しそうにしていますが決してあきらめていません。 数日後、雨が降り外には行けなかったので「何したい?」と問いかけると全員から 「跳び箱!!」の声が上がるほど熱中しています。 「この前4段行けたから5段出してほしい」と向上心燃えており、 5段や6段が跳べるようになった子供もいます。 これからも跳び箱を続けていきたいと思います。 改めて子供達の持つ力は無限だなとしみじみと感じました。 このあきらめない心を今後のいろんな活動や体験に活かしてほしいと思いました。 |
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