保育者の声(つぶやき)
各クラスの保育者の声を毎月更新致します。
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令和7年4月25日 更新分



0歳児・1歳児(もみじ)

新入児N君を迎え、新しい環境での生活がスタートしました。

入園・進級式の後、もみじ組の部屋に移動した子供達の様子はというと…

今までと変わらず過ごす子供もいましたがいつもと違う雰囲気に

ちょっぴり緊張したりそわそわしている様子の子供、

環境の変化を感じ取り離れた所から様子を見ている子供、

安心できる保育士にぴったりくっついて離れない子供…等、

表情は様々でした。そんなドキドキな日から約一か月。

クラスの雰囲気に少しずつ慣れ、子供達の表情もすっかり和らぎ、

自然な笑顔が沢山見られるようになってきました。

楽しく一年間を過ごしていきたいと思います。




2歳児(ふたば)

ふたば組に進級し、登園後の所持品の始末に取り組んでいます。

最初はバックから水筒・エプロン・おしぼり・エプロン袋・シール帳を

一緒に出して「ここにいれてね」と声掛けをし、

それぞれのかごの中に入れていました。

それを毎日繰り返していく中で登園後はバックから取り出してという

流れが身に付いてきました。

そこでかごに①②③④⑤の数字がある事を知らせ①はエプロン袋、

②はエプロン、③④⑤はおしぼり用のかごだと伝えました。

すると「①は袋、②は~、③は~」と子供達が声に出して片付けるようになり

今では水筒と①②は間違えずに入れられるようになりましたが

③④⑤のかごには2枚一緒に入っている事もあり、

1枚ずつ入れる事ができるようになるまであと少しの子供達です。

又、シール帳にはその日付に○をつけていますのでそこに

シールを貼る事を伝えると、子供達はシールの中から

お気に入りの1枚を探して貼り、「ケーキ」「チューリップ」と

シールが毎日増えていくことを楽しみにしています。

これからの様々な経験を通して子供達の“自分でする・できた”

という意欲関心を楽しく高めていけるように関わっていきたいと思います。





 
進級を機に、遊具の正しい安全な使い方をみんなで確認しました。

子供達により分かりやすく〇✕カードを使いながら行い、✕の時には

“なぜいけないのか”を一緒に考えました。

そして、最後は小人さんの滑り台です。

これはふたばさんの頃、登ろうとして「つくし組になってからね」

と言われてきた大型遊具です。

「えっ!!小人さん滑っていいの?」と興奮気味の子供達。

初めが肝心なのでより丁寧に遊具の使い方を伝えました。

滑り台の登り口は全部で5か所ありますが

つくしさんが使えるのは3か所と決めました。

そして、登るとき・滑るときは順番で追い越さない

・遊具の上を走らないと保育士が実際に滑り台に登って話をすると

子供達は真剣に聞いていました。

その姿からいかに小人の滑り台を

楽しみにしていたのかが伝わってきました。

いよいよ初滑り!!まずは一人ずつ滑り、

滑り方が正しいのかをみんなで確認し合いました。

「楽しい!!」と満面の笑みを浮かべる子供もいれば、

意気込んで登ったものの滑り台の高さに足がすくんでしまう子供もいました。

「お友達と仲良く使ってね。

さあ、遊ぼう!!」と話すと早速行列ができました。

滑るたびに「楽しい」「気持ちいい」「もう一回しよう」と

大喜びで1時間近く滑り続けていました。

つい夢中になると滑る順番でトラブルになったり、走ったりする姿が

ありましたがその都度声掛けをしながら安全に使えるよう

見守っているところです。

つくしさんの楽しそうな声につられてふたばさんがやってくると

「小人さんの滑り台はつくし組さんになってからよ」と

優しく教えており、すでに進級の自覚が芽生えたようです。

怖さから足がすくんでいた子供もいつの間にか滑れるようになり、

クラス全員が滑り方をマスターし、さすがだなと思いました。

何事も“楽しい”が一番です。

ルールを守りながら、これからたくさん遊んでほしいです。




4月から新しいお友達が加わり、11名になったのびろ組さん。

人数は少ないですが元気一杯の子供達で、

色んなことに興味津々です。

進級したばかりの頃は、私と子供達お互いに少し様子を見ながら

触れ合う日もありましたが、すぐに慣れ、賑やかな毎日を過ごしています。

色々な事に挑戦しながら、子供達の成長のお手伝いが出来たらと思っています。

一年間宜しくお願いします。





 
4月5日~16日の春の交通安全週間に伴い、タッチ運動を行いました。

その時の渡すお守り(折り紙を用いて)を作りました。

最初は、保育者の折り方を見ながら折っていましたが、

なかなか上手く出来ず何度も折り直したり、

隣の席のお友達から手伝ってもらうなど、苦戦や助け合いながら

取り組む姿が多く見られました。

しかし、そのことを繰り返すうちに一人ひとりがお守りの折り方を

完全マスターしました。

こうなると勢いが止まりません。

出来た喜び子供達の指先をフル回転、瞬く間に70個のお守りが出来ました。

ここからが仕上げです。

「無事にカエ~ル!」という思いを込めてカエルの形に切った画用紙に

目・口を描き入れお守りが完成しました。

そして迎えたタッチ運動当日、少し緊張しながらも

「おはようございます!安全運転お願いします!」と声を掛けながら

保護者の方々にお守りを渡しました。

受け取られた保護者の方々から「ありがとう」のお礼の言葉に

とっても喜んでいました。

お父さんお母さんが常に安全運転の意識継続と走行中の事故が

決して起きないようにとの思いをぎゅっとお守りに詰めました。

ハンドルを握る前にそのお守りに目を向けていただくことで

子供一人ひとりがお守り製作に向き合った思いが、タッチ運動の成果へと繋がります。





給食のつぶやき
給食のつぶやきをお届けします♪


今年度初めての食育は、新あすなろ組さんと

筍の皮むきを行いました。

新聞紙の上に置かれた筍を見て「どうやって剥くの?」と

不思議そうな様子。見本の筍を説明しながら剥いてみると、

“なるほど!”と理解できたようで

「剥いていいですよ」の声が掛かると同時に

子供達の手が目の前の筍に伸びます。

「なんかフワフワしてるよ」「皮、何枚あるんだ?」

「手がくさい!」と初めての体験に様々な感想が飛び交います。

すると剥かれた皮をくるんとなっているのを望遠鏡に見立て

「先生が見える!!」と一人の子供が言うと、

たちまち周りの子供達が同じ遊びを始め「本当だ!!」

の声が響きました。

また、「ユニコーンの角みたい。ほら」と頭につけてみたりと、

筍の皮を使った子供らしい柔軟な遊びには驚かされました。

そして剥いた筍は誕生会の給食に筍御飯として登場しました。

自分達で皮を剝いた筍はより一層おいしく

感じられたのではないかなと思います。

これからまた一年間、子供達と接することができる

給食・食育の時間を大切にしながら

日々の給食作り・食育活動に励んでいきたいと思います。







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