保育者の声(つぶやき)
各クラスの保育者の声を毎月更新致します。
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令和7年6月27日 更新分



0歳児・1歳児(もみじ)

今月から新しいお友達が仲間入りしました。

4か月のRちゃんです。

普段、一人遊びに熱中したりお友達と遊ぶ中で玩具の取り合いになることも

しばしばあるもみじ組さんですが、小さなちゃんには一目置いているようです。

ベビーカーに乗っているとほっぺをそーっと触りに来たり、

泣き声が聞こえるといないいないばあっ!

とあやしに来てくれる子供もいます。

そしてそんな子供達ににっこりと笑顔で応えるちゃん。

もみじ組の小さな先輩達が頼もしくもあり、成長を感じる瞬間でした。




2歳児(ふたば)

先日つくし組さんがかたつむりを発見し、見せに来てくれました。

「うわー動いてるね」「目、角は?」と興味津々の子供達。

しばらく見た後に「ありがとう」と言い、返しましたが

ちょっぴり寂しそうでした。

実はふたば組さんもこれまで探していたのですが、発見できていませんでした。

そこで翌日ふたば組さんも再び、かたつむり探しに挑戦しました。

まずは駐車場へ。紫陽花やヤツデの葉などを見てもかたつむりの姿はなく

「いた!!」の声で集まるとダンゴムシや大きな蟻などで、子供達からも

「いないね~」「どこかな?」の声が聞かれ、

なかなか見つけられないので芝生の方へ移動しました。

しばらく紫陽花や山茶花の周りなどみんなで探しているとついに発見‼

「いたよ!」の声に子供達が集まり念願のかたつむりと対面しました。

ゆっくり動いたり止まったりするかたつむりに一喜一憂の子供達。

更にグループに分かれ、間近で見ると「ここは目?角?口は」

「殻のお家はくるくるしている」など観察の声も大きくなりました。

小さなかたつむりでしたので「お家に帰してあげようか」と

提案するとYちゃんが「ママが待ってる」と言いました。

Tくんは「バイバイ」と手を振り、他の子供も「又きてね」と

声を掛けたのでかたつむりを紫陽花の葉っぱの上に置きお別れしました。

次はもっと大きいかたつむりを探すと張り切っているふたば組さんです。





 
モンシロチョウの飼育を通して虫への興味が高まったつくしさん、

今度は自分達で虫を見つけたいと晴れた日に第二駐車場へ虫探しに行きました。

まず目に入ったのは一面に咲くタンポポと綿毛…お友達と綿毛をフーと飛ばしたり、

「ママにお土産」とタンポポを摘んでいました。

目的の虫はというと、つくしさんを出迎えるかのように

モンシロチョウが沢山飛んでいました。

もしかして飼育していたモンシロチョウでしょうか!?

子供達は帽子を片手に持ち、嬉しそうに追いかけていました。

まるで子供達と蝶が遊んでいるようでした。

バッタやこおろぎがいましたが、小さいため中々見つからず…

「ゆっくり歩いて足元を見てごらん。

ぴょんと飛ぶから」と保育士からアドバイスをもらい、下を見ながら探すと

「あっ、なんか飛んだ!!」と声が上がりました。

そーっと近づくとバッタの子供を発見です。

捕まえようと意気込んで手を伸ばすものの、動くバッタに「うわっ!!」

とちょっぴり怖くなったみたいです。

保育士が捕まえて虫かごに入れると大喜びでした。

又、コンクリートの壁で休憩中!?のかたつむりを発見。

「雨も降ってないのに何で?」と疑問をつぶやいたり、

嬉しさから♪で~んで~んむ~しむ~しと大合唱が始まりました。

その後もこおろぎ・キリギリスの子供をゲットすることができました。

虫を見つけたり、蝶と遊んだり、草花を摘んだりとそれぞれが

思う存分探索を楽しみ、大満足のつくしさんでした。

捕まえた虫は現在飼育中です。友達と「あっ、ご飯食べてる!!」

などと楽しそうに虫メガネで観察したり、図鑑と見比べたりしています。

生き物への興味急上昇です。このような子供の興味・関心を見逃さず、

又、子供達から聞こえてくる素直でかわいいつぶやきも大切に受け止めていきたいです。




保育参観に向けて、子供達と一緒に製作の下準備に取り掛かりました。

まずは紙皿に貼る花びらの色選びです。見本に作っていたものは

8色バラバラの色でしたが、12色ある中から(お友達と)「どれにするー?」

「私は桃色と紫が好きだからこれにしよう!!」などそれぞれ考えて選び、

次に8枚を紙皿に貼っていきます。のりをたっぷり付けすぎてしまったり、

少なすぎてしまったりしながらも真剣な表情の子供達。

「出来ましたー!!」と嬉しそうに見せに来て台の上に並べ乾かします。

いよいよ保育参観当日。花びらにシールで飾り付けをしたりお家の人と

協力してもう1枚の紙皿に絵を描いたりして2枚のカラフルな紙皿の出来上がり。

2枚を貼り合わせいよいよ仕上げです。

タコ糸を通す部分では少し大変な所もありましたが

お家の方々にも頑張っていただき完成!!

『2人で回すぶんぶんごま』です。

お家の方と一緒に遊ぶ子供達の表情はとても楽しそうでした。






 
戸外遊び時、前の日の風が強かったので枇杷の実が何個も落ちていました。

それを拾って研究?が始まりました。

実から種を取り出して集めたり種の中身を見て「これ食べれるのかな?」

「梅に似てるね」と先月経験した梅ちぎりを思い出した子供もいました。

「これは枇杷の実だよ!!」と話すと知っている子供もいれば

「え!いつも歌ってるびわのうたのびわだったと??」と一致して驚く子供もいました。

また、「この種を植えたら枇杷がなるかな?

家に持って帰って植えてみようかな」という子供もいました。

更にプール開き時、あすなろさんが並んでいた横に大きくとても

きれいに咲いている紫陽花を見て誰かが「紫陽花や・・・」と

言い出すとそれに連なって「溜めてはこぼす雨の音♪」と俳句を言いました。

日々の何気ない中にパターン遊びで行っている事、言葉、季節の歌と一致する瞬間に

子供ももちろん私も嬉しくなりました。

このように何気ない1コマを大切に見落とさないようにしていきたいと改めて感じました。








給食のつぶやき
給食のつぶやきをお届けします♪


あすなろ組さんとの収穫食育、今回は「あんず採り」を行いました。

子供達には先生方が棒で落とすあんずをブルーシートで

キャッチするという大役を担ってもらいました。

すると「何か前もやったね?」「あ、梅だ!」と梅ちぎりの時の様子を

思い出しながらあんず採りスタートです。

叩くとボトボト落ちてくるあんずに「こわい」という子供もいれば

「先生あそこ!」とヒートアップしている子もいました。

ブルーシートに落ちたあんずを拾って「先生、これ何ていうの?」

「あんずだよ。あんず」と教えると他の子供から「どうやって食べるの?」

「どんな味がするの?」と次々に疑問が出てきました。

収穫活動を通して、食に興味を持ってくれているんだなと思うと嬉しく思います。

ここではあんずジャムにして、ヨーグルトに混ぜて提供する予定ですが、

それを食べた子供達がどんな表情を見せてくれるのか楽しみです。







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